千葉 弁護士による相続サイト

遺産分割・遺留分・遺言など相続問題解決は実績豊富な弁護士事務所にご相談ください

0120-916-746
  • HOME
  • 解決事例
  • お客様の声
  • 相談の流れ
  • 遺産分割
  • 遺留分
  • 特別受益と寄与分
  • 弁護士費用
  • 弁護士紹介
  • 事務所紹介

5 遺産分割協議書Q&A

 ここまで,遺産分割協議書の基本ルールと注意点についてご説明しました。ここでは最後に,弁護士が法律相談をするなかでよく頂くご質問についてご説明します。

Q1 実印での押印が必要ですか?

A 実印で押印することをおススメします。また,印鑑証明書を添付することが望ましいです。

 

① 実印を押している場合,一般的に,認印の場合よりも遺産分割協議書の効力が争われにくい。
② 相続財産に不動産があり,遺産分割協議書を持って法務局に登記を申請する際には,実印での押印と印鑑証明書の提出を求められます。
③ 相続財産に預貯金があり,遺産分割協議書を持って銀行で払い戻し手続きをする際には,実印と印鑑証明書の確認を求められることがあります。

 

Q2 相続人全員が立ち会って作成する必要がありますか?

A 必ずしも必要ではありません。

 
遺産分割協議書の内容は,相続人全員が理解して合意する必要がありますが,必ずしも一堂に会して作成する必要はありません。
遠隔地に住むなどして集まるのが難しい場合には,郵送等により各相続人が署名押印することも可能です。
ただし,その場合には遺産分割協議書の内容を相続人全員が理解し合意しているかどうか(誤解がないか),相続人本人が署名押印しているか(なりすましはないか)等を慎重に確認する必要があります。

 

Q3 相続人の一人が認知症で意思能力がない場合どうすればいいですか?

 

A 家庭裁判所に成年後見人を選任してもらってから遺産分割協議を行います。

 
相続人の一人が認知症で通常の判断ができない場合,その相続人の方は遺産分割について協議を行うことが出来ませんから,成年後見人をつけて遺産分割協議を行います。
後見人は,家庭裁判所に後見人の選任を申し立てることによって選任されます。
後見人が遺産分割協議を行う場合,被後見人(認知症の相続人)の相続分は,原則法定相続分になることが多いです。

 

Q4 相続人の一人が海外に住んでいる場合にはどうすればいいですか?

 

A 相続人の一人が海外に住所を移している場合には,住民票や印鑑登録証明書の代わりに,サイン証明や在留証明を取得してもらいます。
 

 

取得するには,日本領事館に行き,領事の面前で署名し,拇印します。
なお,海外に住んでいる相続人の方が,日本に住民票や印鑑証明をそのまま残している場合には,遺産分割協議書等を郵送でやりとりすれば大丈夫です。
相続人の一人が海外に住んでいるからという理由で遺産分割協議を放置していた方からご相談をお受けすることがありますが,手続きを進める方法はありますので,ぜひ専門家にご相談ください。

Q5 母親と子が相続人となる場合,母親が子供の相続を自由に決めていいですか?

 

A 家庭裁判所に特別代理人を選任してもらってから遺産分割協議を行う必要があります。
 


 

母親自身も相続人である場合,母親が子供の法定代理人として相続に参加することはできません。母親がより多くの遺産を相続するという利益と,子供がより多くの遺産を相続するという利益が両立しない(これを利益相反といいます。)場面だからです。
そのため,母親と子供がともに相続人となる場合には,家庭裁判所に特別代理人を選任してもらってから遺産分割協議を行う必要があります。

 

Q6 遺産の一部についてだけ遺産分割協議書を作成してもいいですか?
 


 

A たとえば納税資金のために遺産の一部だけ先に遺産分割するなど,遺産の一部だけを分割して遺産分割協議書を作成することは可能です。

 
もっとも,問題を先送りにするのはよくないので,遺産分割協議の際には,全ての遺産について協議して,全ての遺産について遺産分割協議書を作成するのが原則です。

 

Q7 マンション1室の記載方法は?

 

A 登記簿謄本どおりに記載します。建物全体の記載と,所有している
専有部分,敷地権の記載が必要になります。

 

的には,第3章でご紹介している「(6)マンションの一室や,共有不動産の遺産がある場合の遺産分割協議書」のひな型書式をご参考にしてください。

 

Q8 遺産分割協議の成立後,新たに発見された遺産はどうなりますか?

 

A 原則として,すでに作成された遺産分割協議書は有効なものとして,新たに発見された遺産についてのみ,改めて遺産分割協議を行うことになります。

 

  
ただし,新たに発見された遺産が,相続人が隠していた財産である場合や,その遺産の価値が遺産全体の中で大きな割合を占める場合などには,例外的に,過去の遺産分割協議が無効となって,遺産分割協議全体のやり直しとなることがあります。
  新たに遺産が発見された場合に備えて,遺産分割協議書に分け方を記載しておくのがよいです。
 

遺産分割協議書についてはこちらもご覧ください

よつば総合法律事務所

当サイトはリンクフリーです。リンクはお好きなページにご自由にお張りください。事前連絡は不要です。

Copyright © 2018 よつば総合法律事務所 All Rights Reserved.