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事案の経緯について

本件は、病気がちになってきたので、もしもの時に備えて遺言書を作りたいという依頼者様からのご相談でした。

ご本人の希望は次の2点でした

  1. 将来子ども達が揉めないように公正証書の形で遺言を作りたい
  2. 長男には、今までに十分お金を渡してきたため、遺産は長女と次女で分けてほしい。

事案の概要

相続人 長男・長女・次女
被相続人 夫 80歳

解決までのポイント

まず、遺言書に関するご本人の希望を詳細に聞き取り、当方で遺言書案を作成しました。その上で、作成した遺言書案の内容をご本人と入念に打合せました。

遺言書案の作成と並行して長男への生前贈与の証拠を収集し、将来の紛争に備えました。

書類の準備、証人の手配等の時間と手間がかかることについては法律事務所で対応することとし、手続きが出来るだけ早く進むようにしました。

その結果、速やかに公正証書遺言を作成することが出来ました。

弁護士からのアドバイス

遺言書を作成する場合は、無効主張されるリスクに備えて公正証書遺言を作成することが好ましいです。

遺言書の内容として、ご希望がある場合は、一度弁護士による法的な確認を経た方が紛争のリスクが軽減されます。

専門家の協力を受けながら、後悔のない公正証書遺言を作成していただければと思います。

※本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。