お困りの問題 : / 担当弁護士 :

事案の経緯について

ご相談者様は、同居していたお父様が亡くなり、その遺産をめぐってご兄弟と争いが生じていました。

ご兄弟からお葬式の際に遺産のことを言われたことをきっかけに早めに弁護士に相談した方が良いと思い、ご相談にお見えになりました。

解決までの流れ

ご相談後受任し、最初弁護士にて他の相続人の方々と交渉をいたしましたが、遺産の一つである不動産の評価(価格)を巡って争いになり、調停を申立てることとなりました。

調停において、こちらの不動産に関する鑑定書を提出し、ある程度こちらの希望に沿った形で調停にて解決させることができました。

弁護士からのアドバイス

相続において不動産の評価(不動産の価格がいくらか?)が争いになり解決できないということは良くあります。

その場合、不動産業者の査定を出したりして当該不動産の価格を決めていきますが、不動産業者の査定価格もピンキリで、同じ不動産でどうしてこんなにも価格が違うのか?と疑問に思うほどの価格差が付くことも日常茶飯事です。

その場合、本件のように不動産鑑定士による鑑定書が解決の糸口として有効になる場合もあります。相続における不動産の価格について困ったことがありましたら、弁護士にご相談ください。


※本事案は当事務所でお取り扱いした事案ですが、関係者のプライバシー保護等に配慮し、事案の趣旨を損なわない範囲で事実関係を一部変更している箇所がございますのでご了承ください。